「シンポジウム」(ミナテラス)での『4車線化のシミュレーション画像』を掲載しました。再生ボタン(▼)を押してね。

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「生活道路」熊本高森線の"4車線化"を みんなで考えましょう!

『益城・四車線化を見直そう会』ホームページです!「衣・食・住」同様に『医・職・集』も生活の基本ですね。それが4車線化で脅かされている。

2車線でも、創意工夫すれば、原因を調べて対策すれば、渋滞解消できる! 使いやすさと生活インフラも守れるよ。

▼Twitter▼❛つぶやき❜は こちらから…

 2017.3.23(木)調査⇧では、国の四車線化の目安12,000台/日に届かない結果でした。

熊本地震前に開通した町道「グランメッセ~木山線」の効果が大きいと思われます。 

アンケート用紙と資料を掲載しています。

●4/11熊本県へ報告した「集計結果のグラフ」「集計表」を掲載し、「分析・考察・まとめ」も追加しました。     <(_ _)>


 今も 望まれているのは、道路の❛修復(デコボコや段差など)と❛生活再建❜です。

 

現状2車線の「生活道路」を4車線化する“突然のマスコミ報道”に、住民の多くが驚き、違和感を覚えました。計画決定の経緯が示されず不透明なまま、異例のスピードで国の認可がなされています。

 

4車線化は“ 町の形 を変えてしまう・大事業!”です。しかし、益城町町議会で話し合った形跡さえありません。(3年分の議事録確認済)

 

命や健康を守るなど “緊急の必要性“がある決断事項とは異なります。

じっくり時間を掛けて、多くの住民の声を聴き、復興に向けて 何度も議論を重ねることが求められる 大事業です。(4車線のアンケートさえ無かった)

 

認可直後3月27~29日の行政による説明会でも「結論ありき!」が ぬぐえぬ回答で、なお一層それがあらわになって、“不信感だけが残った”印象です。

 

「本当に4車線が必要なのか?」「❛バス停ゾーン❜ や ❛右折レーン❜を増やしたら、それで十分!」「何より狭い歩道の整備が大切!」とたびたび耳にします。せっかく震災をくぐり抜け、耐え抜いたお店や病院など 残った地区も多いのです。

 

「幅10mから27mになる道路に、家が、店が、病院が、削り取られるてしまうのか…?」「そこでの生活や生業は どうなるのだろうか?(補償では賄えない…)」との不安の声は、行政には届いていなかった。残念なことに、これが今の現実です。

しかし、このままで良いわけがありません!

 

「四車線道路は町の悲願だ!」「創造的復興のシンボルに!」との

町や県の“首長や町議の発言"。これを 新聞や議会だよりで 目にするたびに、住民感覚からは離れてしまっていて、とても、とても遠くにある様に感じられます。

なのに、これから153億円もの税金を投じる施策!が、着々と突き進もうとしています。

 

今の計画には、メリットがなく、懸念点だけが浮かびます。

本当に良いものならいいのですが、今の計画には"着心地の良さ"が少しも感じ取れません。一体何を反映しているのでしょう? "昔の交通量調査16,700台/日"だけだとは思えません。誰か 得をするのでしょうか?

 

また、現在の交通量は4車線化の目安とされる❛12,000台/日❜に届いていません。

地震直前の2016.3月、町道 "グランメッセ・木山線" が開通したことが、交通量減少の最大要因でしょう。今では立派な代替道路です!

それなのに県はかたくなに、地震後の異常時として「交通量調査のやり直し」さえ拒否しています。

 

これからの長期人口減少社会!ついにその玄関口を過ぎ、減少しています。

歴史的にも大きな転換期と言われています。そのことからも目をそらしているのではありませんか?

そんな時、それこそ『税金の無駄使い!』です。

 

 

じいちゃん・ばあちゃん達の道路横断は、ほんとうに心配です。

13ヶ所の信号機は増やさない方針と聞き、5ヶ所の信号のない横断歩道も なくなるのでしょう…。「もう渡れんバイ!」とあきらめる…?

事故も増えてしまうでしょう…。

ドライバーの皆さん! 赤信号を待つ時間も、2倍以上!になるのですよ。

 

道路が造られ始めてからでは、遅い!

「そう!急がば、回れです。」今こそ 一旦立ち止まりましょう!

元旦の新聞で100年の大計とおっしゃっておられる訳ですから…。

まず修復からです。復旧を先にして、1~2年かけて、住民と対話・議論し、円満な合意!を目指して頂きたいです。

 

『その判断こそが、英断!』今の住民・県民から拍手、称賛されるでしょう。それが 住民に寄り添う姿勢・行動!』だと。そして未来の人々へもその英断が語り継がれることになると存じます。

 

一方、益城町の復興スローガンは『住み続けたいまち、次世代に継承したいまち』です。

幅27m道路建設によって、生活・生業を奪われ、『住み続けたかった町なのに…』と益城町を去る人が出てくるのでは…?と。

そんな人たちを出してはなりません!

 

創造的復興につながって行く「真に役に立つ道路」(今の計画ではない)ができてこそ、再び多くの人が益城町に戻り、また新たな人々が訪れ・住みたくなる町へと再生していくと信じます。

 

 「そんな未来!」を 望んでいます。

 

 

※阪神大震災や東日本大震災でも、「創造的復興」に名を借りた「便乗型開発事業」があり、知らぬ間に、かえって弊害を招く、その結末は『復興災害』と呼ばれています。 

【例】

①新長田駅南再開発(店主流出、シャッター街になった街)

②神戸空港(2006年 海を埋立て作ったが、値下げしても土地売却済は僅か13%)

③地下鉄海岸線(利用者は 見込の3割) 

どれも大赤字! そして 住民 や 零細事業者は置き去り…悪化

 

・参考文献「大震災20年と復興災害」兵庫県震災復興研究センター2015.1.17刊